訓練(Training)

キャブヒートアシスト

みなさん、こんにちはこんばんは!

今日は題名の通りキャブヒートアシストを語ろうかと思います。笑
まず、キャブヒートとは皆さんご存知の通り、No4シリンダの排気管に取付けされてるキャブヒートスコープ付近の温められた空気をキャブレター下のエアボックスへ送り込み、さらにその暖かい空気をキャブレターに送ることでアイシングを防ぐものですよね!

そのキャブヒートには隠されたシステムがありそれがキャブヒートアシストというものです。

本日は気温が25度で露点温度が23度。
露点差が2度で小雨の中の気象条件、キャブアイシングが予想される中でのフライトでした。

しかし、ピックアップしホバリングしてる時にCABAIRTEMP(CAT)がイエローアーク(アイシングしてしまう温度)ギリギリであることに気付きこれはヤバイと思って咄嗟にキャブヒートを引きました。
当然の如く、教官からホバリング中およびトラフィック周回中はコレクティブから手を離してはいけないと注意された訳ですが下記のように理由を述べました。

①低高度であるホバーおよびトラフィック周回中は何かあった時に直ぐオートロに入れない。
②キャブヒートアシストの影響を受けやすい。

①は当然の如くその場で理解できましたが、②については何を言っているのかわかりませんでした。

そしてキャブヒートアシストについて調べてみると、以下の事でした。
R22のO-360エンジンにはキャブヒートアシストがついており、

・コレクティブUP→ヒート量減少
・コレクティブDOWN→ヒート量増加

つまり、地面すれすれのホバリング中にキャブヒートを引いてしまうとコレクティブがアシスト機能によりダウンし降下してしまいます。

今更ながらこんな機構があったことを知ったなんて恥ずかしいものですが、今後の安全飛行の糧になったと思ってポジティブに捉えていきます(笑)

また何かあれば更新します!ではでは〜

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。