訓練(Training)

事業用(プロ)とは何かを考えろ

みなさん、こんにちはこんばんは!
お久しぶりです、たまフライターです。

題目については哲学っぽくなってしまいましたが本日教官に言われた事です。

それはエアワークを行う訓練空域まで飛んでいる時、タワーから2000ft(約650m上空)の高度でヘッドオン(正対)で飛んでくる航空機がいるとの警告を案内されましたが、その時は正面からくる航空機を探すのに精一杯で自機の高度や速度はまったく意識してませんでした。

その時に教官から
「なぜ2000ftの高度に正対してくる航空機がいるのに上昇を続けるのか?」
と問いかけられ、そこで我に返った私は計器をみると1500ftの位置でさらに500ft/m の比率で上昇中でした。
教官から何も言われなければ1分後には自機も2000ftに到達し同高度でヘッドオンする危険性が増していたことに気づきヒヤッとしたものです。

飛行後のブリーフィングで教官から
「自家用と事業用は求められているものが違う。
自家用はただ飛んでそして何事もなく帰るだけでいい。
事業用はお客さん、もしくは乗員を無事に帰す事。そしてなによりお金を頂いていることを忘れてはいけない。
お金を頂く、それはいかに低燃費で最短の飛行を実行できるか考える力であり
なにを意味しているかというと、技量、知識を含め、いかに経済的安全性についてその時で判断できるかどうかが事業用のパイロットであるんだ。今日のような飛行は自家用パイロットと変わらない」

とグサリと言葉が刺さりました。。。。

どうしても飛行中は色々考えながら飛んでいる為、頭がいっぱいになり余裕がなくなってしまう。
これは慣れで解消していくのか、自分自身の能力の限界なのか?と自問自答しながら家に帰ったところです。

果たしてこの先、プロとしてやっていけるのか不安になりましたが、この失敗を教訓にこれからも一歩一歩ずつ頑張っていこうかと思います。

また何かあれば更新します〜ではでは!

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